改めて言うまでもなく、エロ漫画においては、開脚ポーズというのは非常に重要な位置を占める。これがないとそもそも正常位での合体というのができない。
で、コミPo!はというとバージョン1.20で「逆向きに座る」ってポーズが追加された。これはかなりの開脚ポーズである。
だからこれを使えば正常位合体なエロシーンが作れる。しかし実際にやってみるとあんまエロくならない。あくまで「逆向きに座る」であってエッチの時の開脚ポーズではないからだ。
エッチ用の開脚ポーズと言うのは、もっと膝が上に上がっている。
そのまま使うことは難しいものの、「逆向きに座る」は開脚ポーズ用のいい素材である。これをベースにして本格的な開脚ポーズを作ってみよう。
基本は「上半身+右脚+左脚」の3ピースで作るというもの。分割すれば膝も上がるし脚もよく開く。
この脚の作り方だが、まず「逆向きに座る」をよいしょっと背後に倒して、パンツがフルで見えるようにする。ただ、この時肘が膝につかないように注意する。肘が混じっちゃうと後で始末に困るからだ。
適当に膝と肘が離れている角度で回転を止め、モデル全体を上方向に平行移動させ、拡大した後に使わない脚をフレーム外に追い出す。
ここに書いた通りに作業するとこんな素材が取れる
取れたら同じようにして反対側の脚を……と思うだろうが、そんな面倒なことはしない。コミPo!の現バージョンでは素材の左右反転が可能になっている。これ使えばいい。
素材をコピペし、反転させると大きく開いた脚が1セットできる。
次に適当な上半身を用意し、両脚と組み合わせる。とりあえず大開脚ポーズの原型ができた。脚はできるだけ角度を変えてさらに開かせておこう。
しかし、これだとパンツの部分に空白ができる。膝を上げてより脚を開かせると、さらに空白が拡がる。このままでは使えない……と思うだろう。だが、これでいいのだ。欠けてる部分は適当に補えばいい。で、この場合大抵欠けた部分を埋めようとするとパンツはいてない状態になるのだ。エロ漫画にとっては、願ったりかなったりな状況である。
欠けた部分を埋めるパーツだが「プリミティブ」の球体を利用する。おっぱいを作る場合と同じ素材だ。
ここでもおっぱい同様、色設定を変化させ、肌色にしておく。その上で、いらん部分をフレームアウトさせつつ、ふとももの基部の曲線に合わせるようにする。丸をナツメ型にして一個で埋める、という手も考えられるが、曲線が自然な感じにならないので、分割して埋める方法をお勧めする。四つの分割した球体を上に載せるとこんな感じになる。
ちょっと不恰好だが、重要なのは外側の線をふとももの元々のラインに合わせることである。ただこのケースでは、大元のふとももがあんまりおいしそうではなかったのでちょっとムチッとさせた。
次にはこの不恰好なところを埋めることになるのだが、埋める素材はカラーの「光」を使う。縁なしのものを適当に変形させて潰していこう。一つで足りなければ二つ三つ使ってもいい。
潰していくとこんな感じになる。
とりあえずパンツはいた状態の大開脚ができた。ついでだからパンツを脱がせてしまおう。
アラ潰しに使った「光」の形を変え、脚の背後に入れる。その上に、縦長にして同じ光パーツを配置し、明度をちょっと落としてやる。すると股間のアヤシイ部分っぽく微妙な色になる。
もっと描き込むこともできるが、これ以上やると作品をどこでも発表できなくなってしまうので自重する。
この例では脱がせたのはパンツだけだが、普通はこのまま上半身も脱がせてしまう。下半身だけにすると、縁なしの光とスカートの境界線の設定が難しくなる。この例だと元のパンツの色が薄いからなんとでもなったが、濃い色のパンツ履いてるとパンツの色潰しが面倒になる。だからスカートも消して裸にしちゃった方が楽なのだ。
ちなみに分割せずに「逆向きに座る」の下半身と他の上半身を合体させた図だとこんな感じ。膝の上がり具合が違うはずなんだが……あんまり違わないって?